IE9ピン留め

表題作「夕映え天使」はまさに人生、まさに小説

よかったです。

泣かせるだけじゃなく、程よく毒も感じました。

表題作「夕映え天使」はまさに人生、まさに小説。

個人的に軽井沢が近いので情景が浮かびました。

「特別な一日」の展開には驚かされました。

泣いちゃった(笑)
浅田次郎の短編集は気をつけなければ・・・・・・・と思っていたが、またしても泣かされた。

何だろうか?読んでいると風景が其処に浮かぶんだ。

目の前に物語の中で立っている自分が・・・・・・・・。

表題作の「夕映え天使」の冒頭の文章、「カウンターには八つの丸椅子が並んでおり。

テーブル席はないがそのかわり、十人ほどの宴会ができる小座敷がある。

」店のつくりからトイレの位置までアリアリと、自分勝手に思い描けてしまう。

ありそうな舞台設定で、自分は登場人物には成りえないのだが、凄く共感が持てる主人公になっている。

少しツキがなく、真面目に頑張ってきたのだが、無常にも時間だけが過ぎ去り、過去に置いてきた思いが日々大きくなり、吾が身を責める。

時代背景など剥離していようが、その時、その場所に傍観者としての自分の姿も物語の中に入ってしまうのだ。

あぁ今宵もちょっとした心の痛みと共に、読み終えた満足感と共に本と閉じる。

読者のイマジネーションを想起させる巧い6つの短編集
無駄な表現を用いずに読者のイマジネーションを想起して物語に幅や深み与える技巧がある6つの短編小説でした。

各物語の私の所感は以下の通りです。

1.夕映え天使・・・幸福になれない因果を背負った中年の男女のピュアで物悲しい物語2.切符・・・両親と離れて祖父と暮す少年と彼の回りの人々の悲哀、そして、少年の自立を戦後の区切りとなる東京オリンピックの時代風景に合わせて描いた深みのある物語3.特別な日・・・SF的エッセンスを交えたモーレツサラリーマンの人生の振り返りと現状認識の物語4.琥珀・・・妻に去られ定年を迎える孤独な中年警官の悲哀と新たな旅立ちの物語5.丘の上の白い家・・・ミステリ仕立てで哀しい人の運めの綾を描いた物語6.樹海の人・・・三島、自衛隊、小説、訓練中の樹海で見た男、について描かれた20歳の頃の自伝的小説蛇足ですが、樹海での自衛隊の訓練で20歳の浅田次郎はカポーティの「ティファニーで朝食を」の原書を持ちこみますが、そのカポーティは三島からお前は自殺する口だと言われことをその著書に記しています。

そしてその三島の自死が小説家希望の浅田青年を自衛隊に入隊せしめたという縁に奇妙なシンクロニシティを感じました。

夕映え天使浅田 次郎


ファジーな感じで



# by cupkamui1 | 2010-09-23 01:07 | 日記

誰かのお手本がほしくなって買ったCD

これまでそのよさがあまりわからなった曲まで大好きになりました

Bachが大好きで、ここ数年はInventionを中心に練習している者です。

自己流でやっているのですが、なんとか弾けるようになった(と自分では思っている)曲もときどきほんとにこれでいいのだろうか?と思ったりします。

誰かのお手本がほしくなって買ったCDです。


聴いてみての感想を述べさせてもらうと、「とてもよい」です。

最初は評価を四つ星にしたのですが、では一つ欠けるのはなぜ?と我が身に問いかけても思いつく欠点は見あたらず、ならばと五つ星にしました。

つまり、文句がありません。

なにがいいのか具体的に言うのは困難ですが、音が透明で澄んでいてしかも深いのですね。

「そんなん、プロならあたりまえやん!」といわれればそれまでですが、とくにその印象が深い。


Bachほど演奏者によって曲の解釈に違いが出る作曲家は少ないように思います。

いちばんわかりやすいのが演奏速度。

そもそもBach自身はどの曲にも演奏速度を指定してこなかったらしい。

それどころか楽器の指定さえないものも多いと聞く。

今出版されている楽譜に付いている速度は、Bach以外の誰かが考えた一番いいだろうと思う速度でしかありません。

このCDでは比較的ゆっくりめに弾いている曲が多く、練習の参考にと思って買ったCDなので、その点からもこのCDはありがたかった。

ただしInventionのNo.4とNo.8ははやいです。

ものすごくはやい。

この演奏家のなかでこれらの曲はそうでなくてはならなかったのでしょう。


このCDを聞きこんでいるうちに、これまでそのよさがあまりわからなった曲まで大好きになりました。

とくにInventionのNo.13, SymphoniaのNo.4, No.5がそうで、練習中だった曲を早めに切り上げていまはInventionのNo.13と格闘中です。

わたしには難曲ですが、小さな練習曲の一つ一つにまでこんなにすばらしいものを残してくれたBachにあらためて感謝感謝の毎日です。


理知的で洗練された演奏
幾分速めのテンポ設定だが、良く整っている。


ウェーバージンケはカール・リヒターのライバルだった事もある隠れた名演奏家。


確実なテクニックの上に洗練された「モダンなバッハ」を堪能させてくれる名演。



学習者ならずともバッハ愛好家なら一聴をお薦めします。


実はコレが一番!
バッハのインヴェンション・シンフォニアならコレが一番です。

エッシェンバッハのよりもいいです。

まず主旋律が鮮やかにはっきり聞こえてきます。

だから、学習者にもよい教材になるかと。

そして、聴く人に安らぎを与えてくれます。

花鳥風月な感じがします。

こんな風にバッハが弾ければどんなに幸せか、、、とにかく聴いてみて!

バッハ:インヴェンションとシンフォニア
ウェーバージンケ(アマデウス)



# by cupkamui1 | 2010-09-23 00:57 | 日記

やっぱりバツグン

発売日当初から、『買おう買おう…』と思いながらも、流れでスルーしていました(--;) しかし最近友人から借り、ソッコーiPodに入れて、聞く。 …やはりMay'nちゃんの歌唱力に没頭してしまいました(*^▽^)/★*☆♪ やっぱり早めに購入しておけばよかったと、後悔しています(;_;) DVDの予告を先に見たので、こちらが新鮮に感じました! お気に入りは、『ユニバーサル・バニー』『会えないとき』『オベリスク』です 菅野さん&May'nちゃんの最強タッグから生まれた、この『ユニバーサル・バニー』! アニソン好きの人も、May'nちゃん知らないという人もオススメです(^-^)b DVDの期待も高まりました。是非チェックしてみて下さい(*^^*)

つくづく素晴らしい

素晴らしいの一言です。
ここまでエンドレスで聞いていて飽きず、そのたびに素晴らしいと
思えるアルバムはあまりないと思います。
しかもなぜか周期的に好きな歌が変わっていくという不思議さ。
最初の頃は「永遠」「イゾラド」「オベリスク」がいいなと思って
いたのですが、ちょっとこれは…と思っていた「ギラギラサマー」
も聞けば聞くほど味わい深く思えてきます。
そして最近では「pink monsoon」と「天使になっちゃった」に
大変ひきつけられます。最初は「なぜこれがシングルで出たのだろう」
と思っていたのに…。
もっともっとシェリル・ノームの歌が聞きたくなります。

全てが最高!

高いなーと思いつつも、買ってみたのですが、大成功でした!歌唱力も素晴らしいですが、やっぱり菅野さんの曲ってすごいな、と思いました!値段を見て悩んでいたら、絶対買い!です!!

ユニバーサル・バニー
菅野よう子



# by cupkamui1 | 2010-09-14 19:57

高3の息子も衝撃を受けたもよう

発売が1981年ですから、かれこれ30年前の音楽というわけです。

嫌味のないタイトさが当時のアナログレコードから聞き取れた印象とは
全く違う物ですが、聞けば聞くほど作者の意図が感じられ、
アレンジの秀逸さはさすが!と改めて感じさせてくれました。
これぞ名盤!

高3の長男は、山達に現在大はまり中ですが
この名盤の存在を雑誌で知り、聴いた感想は「凄い・・・」と一言。

私は、リアルタイムで聴いたレコードは「もっと衝撃的やったぞ!」とちょっと自慢。

当時を懐かしみながら、音にうるさい貴兄には最高のプレゼントですね。


永遠の天然色ミュージック!

実は私が10代の時に、ラジオでよくオンエアーされていた「君は天然色」は、あまり好きではありませんでした。当時ブリティシュ系のロック少年だった私には、コテコテのアメリカンポップス調が馴染めないでいたのです。

20代になって「EACH TIME」を聴いてから大瀧詠一の印象がガラリと変わりました。なんとそこには極上のポップスの世界が広がっていたのです。例えるなら極上のフルコース・ディナーのような…

そこで「ア・ロング・ヴァケイション」改めて聴きました。完全に食わず嫌いでした…。
アメリカン・ポップス調の音楽に日本語の歌詞、それに大瀧詠一の甘く切ない歌声が重なると、得も言われぬ極上のポップスが生まれるのです。

大瀧詠一のポップスには、明るくおおらかさがあり、その良さに気づいたのです。
それ以上に、なんといっても「雨のウエンズディ」「スピーチ・バルーン」「恋するカレン」と続くバラード・ナンバーが秀逸です。個人的な恋の思い出が重なり合う人も多いかと思います。

インストバージョンもドライブやBGMなどに最適で、癒されます。

しかも、大瀧氏ならでは音使いや、アレンジもトコトン凝っていて、本当にお腹いっぱいのデリシャスな極上のディナーが味わえます。更に大瀧氏自らリマスターということで、音質も此処に極まれりというところでしょう。

大瀧詠一の音楽には何年たっても色褪せない「普遍性」があります。

2011/3/21 30TH ANNIVERSARY EDITION

日本ポップス史上最高傑作の ロンバケが30周年記念で2枚組み(予定)で2011年3月21日に発売されます。
ブルースペックCDになるのか、本当に楽しみです。

A LONG VACATION 20th Anniversary Edition
大滝詠一



# by cupkamui1 | 2010-09-14 19:54
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部屋でひとりつぶやいて
by cupkamui1

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